伊坂幸太郎のグラスホッパーを読んでます。
その中の一文に
トノサマバッタは密集したところで育つと黒くて羽の長く、凶暴に育つということが書かれていて、
「どんな動物でも密集して暮らしていけば、種類が変わっていく。黒くなり、慌ただしくなり、凶暴になる」
人間もそうだ。
という文章があります。
トノサマバッタのイメージは緑だと思うのですが、環境によって、色が変わり、凶暴になるようです。
このことがちょっと今の自分に引っかかりました。人が多すぎるところは、こんな雰囲気があると感じているのかもしれません。
自分が黒く染められていくような、そのような気ですかね。語彙が足りなくて上手く伝えられないですけど。
人嫌いというより、人がたくさんいるところが嫌いなのかとはっとしたところです。