貧乏という生き方
いつまでも消費中心の生活をしていては、貧乏くささの中からの脱出はできません。貧乏へ自らの足で降りていくその一歩は、消費社会から抜け出す一歩でもあるのです。消費することは、自分が消費されてしまうことへと繋がります。消費社会に自分を消費させないという、もう一歩踏み込んだ強い意志が必要となるのです。
消費されない自分とは、消費しない自分でもあります。
(貧乏という生き方 川上卓也 から引用)
すごく突き刺さる文章が多かったです。
本を読んで、突き刺さることが多いのは自分が求めていることなんだと思っています。
本来の自分の思考は、こういうことを求めている。
昔から好きな言葉なのですが、人間は考える葦であるという言葉もでてきます。
この言葉を使うところも共感できました。
本書は、また読み返したいと思う本でした。